プロフィール

IT業界歴10年。意外かもしれませんが、エンジニア経験はゼロです。新卒で入ったのはIT系の会社。でも、特別なスキルがあったわけではありません。学歴も大したことなく、パソコンも詳しくない。ただ、割り当てられた仕事をこなすだけの日々。

入社してからというもの、会社では「チームで協力する姿勢」が当たり前のように求められました。けれど正直、チーム=人間関係がめんどうくさい。報連相のためにSlackで何度もやり取りし、何か新しいことをしようとすると、まず「上司の承認」から。**この国の働き方は、いつだって“許可制”**なんですよね。ワークフローが終わっても、気疲れは続く。

加えて、日本社会はいまだに学歴社会。私はIT系とは関係ない学部を出て、専門知識ゼロで社会に出ました。多くの人がそうだと思います。でも、業務が高度化するにつれて、その「差」がじわじわ響いてくる。知識が追いつかず、仕事の幅も狭まる。そして、いくら成果を出しても「なんか違う」。達成感ではなく、消耗感だけが残る

そんなモヤモヤを抱えたまま、気づけば9年目。そのとき出会ったのがPower Platformでした。これならコードが書けなくても、仕組みをつくれる。思い立ったらすぐ改善できる。チームの承認を仰ぐよりも先に、まず手を動かして試せる環境を自分で整備しました。

それからというもの、次々と現場の業務改善を実現し、Power Platform専門の業務改善コンサルタントへ転身。チームの会議も報告文化も手放し、「ひとりで回せる仕組み」を作る側へまわったんです。

今、私は発信しています。IT未経験・学歴に自信がない人でも、安定して食べていけるルートはあります。ポイントは「専門家にならなくていい」ということ。稼ぐことが目的なら、賢くニッチを狙えばいい。技術の進化は、そのハードルをぐっと下げてくれました。

特に注目しているのが、ノーコード・ローコードとAI。この2つを組み合わせれば、ひとりで完結できる仕事がいくらでも作れます。大事なのは、「勉強し直して資格を取って転職」ではなく、現実的なキャッチアップ。時間を無駄にせず、会社の枠にも縛られず、生きていくこと。

だって、あなたもきっと感じているはずです。
会社の仕事の多くは、実は誰の人生にも役に立っていないと。
ブルシットジョブと呼ばれるような、社会的価値のない業務。
いくら評価されても、「生きてる実感」は湧いてこない

だったら、語学でも、旅でも、スポーツでも、自分の感覚に素直になって生きていきたい
そのためには、ある程度の収入が必要。
でも、業界の第一人者になる必要なんてない。
「ひとりで稼げる技術」を持っていれば、それでいい。

同じように「会社に疲れた」「人間関係がしんどい」「でも現実的なルートを知りたい」――そんな人に、選択肢を届けていきたい。それが、今の私の原動力です。